ベビーマッサージに来てくださるママの悩みで1番多い声が、
何といっても【夜泣き】についてです。
7ヶ月~10ヶ月ぐらいで始まると言われている夜泣きですが、
「訳がわからない泣き」は、ママもパパも泣きたくなりますよね(汗)
悩めるママやパパ達の参考に、少しでもなればと・・・
・夜泣きについて
・寝かしつけテクニック
について、何回かに分けてお届けしたいと思います。
こちらの記事は、
・一度でも、レッスンにきてくださったママ
・「LINEお友だち」に登録して、パスワードを請求されたママ
限定のコンテンツとなっています^^^
こんにちは!
早速ですが、『寝言泣き』って聞いたことありますか?
「夜泣き」と思っていたのが、もしかしたら、「寝言泣き」かもしれないんですって。
「夜泣き」なのか「寝言泣き」なのか、1つの判断にしていただけたらと思い、
今回は、『寝言泣き』にスポットをあててみますね^^
夜泣きをする原因3つ
夜泣きで悩んでいるママやパパって、たくさんいますよね。
この悩みは、あなただけじゃなくて、パパママに共通する悩みの1つといっても良いほどです(汗)
私にも、3人の子どもたちがいますが、
一番、ひどい夜泣きで、私まで泣きたくなったのは、「長女」でした^^;
何をしても泣くので、
夜中車に乗せて、街の中を眠るまでドライブしたものです。
(1時間~2時間ほど車でぐるぐるしてました。)
そもそも、赤ちゃんがなぜ夜泣きをするのかというと。
・睡眠リズムが大人とは違う
・寝かしつけの問題
・赤ちゃんの体内リズムが乱れている
と言われているんですね。
今回は、
『睡眠リズムが大人とは違う』ことと、『寝言泣き』の関係性について書いてみますね^^
睡眠リズムが大人とは違う
赤ちゃんの睡眠の深さって、知ってますか?
実は、大人よりも、グッと浅いんです。
レム睡眠(深い睡眠)・ノンレム睡眠(浅い睡眠)って言葉を聞いたことあるママも多いと思います^^
大人に取ってのレム睡眠(深い睡眠)とノンレム睡眠(浅い睡眠)のサイクルは、90分~120分と言われているんですね。
それに比べて、
新生児(0ヶ月~2ヶ月)は、40分~50分
生後3ヶ月で、50分~60分
2歳で、75分
5歳で、大人と同じ90分に近づく
ことが、データとしても出ているんです。
夜泣きが始まるのって、7ヶ月~と言われていますが、
この頃はまだ、60分前後の睡眠サイクル状態と言ってもいいほど。
つまり。
60分という短い時間で、浅い眠りと深い眠りを繰り返すので、
切り替えが上手にできなくて、たびたび目が覚めてしまうんです。
大人が、レム睡眠を90分~ノンレム睡眠90分を繰り返しながら、トータル6時間寝るとします。
赤ちゃんは、レム睡眠を60分~ノンレム睡眠を60分を繰り返しながら、トータル12時間寝るとします。
こうやってみると、
赤ちゃんの睡眠って、めっちゃ忙しいですよね(汗)
12時間のあいだに、浅い眠りと深い眠りを何回も繰り返すんですよ~。
寝言泣きのタイミング
そして。
浅い眠りと深い眠りの切り替えが、まだ上手にできない赤ちゃんは、
この切り替えのタイミングは、「半分眠りの中」にいる状態なんです。
実は、この時に、「寝言泣き」が起こるんですね。
これって、大人で言う「寝ぼけている状態」と同じなんだそうです。
この時に、すぐに抱っこしたり、オムツを変えたりすることで、赤ちゃんの睡眠を妨げてしまってる・・・ことがあるんだとか!
赤ちゃんが、夜泣きを始めたら、2~3分様子をみると良いようです。
何回かに1回は、自分でまた眠りに戻ってくれます。
この「自分で眠りに戻る」経験が、赤ちゃんの「自分で眠る力」につながるんだそうです。
様子をみて、それでも泣きがおさまらないようでしたら、
オムツを変えたり、お腹を満たしてあげてくださいね。
今回の「寝言泣き」については、清水悦子さんの本を参考にしました。
長女が、赤ちゃんの頃に、この本に出会っていたかったほど、寝かしつけや安眠のヒントが書かれてます^^
「夜泣き」なのか「寝言泣き」なのか、判断の1つにしてもらえたらな~と思います。